ベトナムの電動バイクインフラ整備

ベトナム電動バイク用の電気電源をATMのように供給するネットワークがベトナムに登場した。

システムを構築したのはセレックスモーターズ。資金支援にはアジア開発銀行ADBが支援する。

バッテリーなしのバイクが約1000ドル。今の相場換算にして約14万円で買える。購入者は必要な時に充電ロッカーから充電されたバッテリーを入手でき使った分が課金される。

このインフラ整備はバッテリーはソレックスモーター側が管理し常に良好な状態のバッテリーを入手できる点が特筆できる。

常に良好なバッテリーを入手できると言う点において劣化したバッテリーを過充電して爆発させるリスクを低減できる。このバッテリー共有システムを利用できる特典としてはユーザ側が劣化したバッテリーをいつまでも使わずに済むと言うより使わせないと言う仕組みを強いる事が出来る。

安全管理においてもこの点は優秀とも言える。

またユーザ側は充電済みのバッテリーを常に使うことができて、充電する煩わしさから解放的される。

デメリットで予測できる事は、展開されているサービスはハノイ中心だけ。範囲が限られている。共有バッテリーを使うと言う点において、取り扱いがラフになりやすく負担するコストが上がる可能性が含みになっている。スタート時にはバッテリースタンダードの数にも問題出そう。

日本国内ではどうか?

まずさっきのベトナムの優位点はメーカーがインフラ整備を行ったと言う点における。

仕様の標準化によりどのメーカーが優位に立って先の電動コミューターの主導権を握るか競争されている中、先手を取る事は非常に有効と思う。

少し話がそれてしまったが国内では本田が発表している4輪と2輪のバッテリーを共有化する。バッテリーステーションをガソリンスタンドのように各地に点在さして必要な時にバッテリーを入れ替えると言う発想をしている。この点においてはベトナムのバッテリーをユーザで共有して使うと言う事と、同じような発想をしている。

未来の話は明るい話題も有るが、国内での電動バイクは、まだ課題が多そう。古い設計のeビーノと新しいPCXがある中、各メーカー追従する形。

まだまだ、これから整備されてゆく感じ。

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