ミニジオラマ 2022.12

楽しむ模型

冬休みに入り、やりたかったミニジオラマを作る

ディスプレイケース

ディスプレイケースはダイソーのガラス製小瓶を利用する。

ダイソー製品とは言え定価は税込み¥220円とコストの掛かっている商品。

製品名 ガラスキャニスター(竹蓋付、400ml)

こちらの商品を逆さまにしてディスプレイケースに使用します。

ケースに貼られているラベルは剥がして利用します。

竹製の蓋がジオラマベースとなります。

情景の構想

ジオラマはミニカーを置くだけで日常の1ページを切り取った情景にしたい。

頭の中に、手元にある素材で緑の有る風景をイメージします。

今回はこんな感じです。

ジオラマ素材

ダイソーからは複数のジオラマ素材が販売されていて、当然使います。

他はミニチュアプラントをいくつか使います

植樹

まずは木を植えたい。

使うのは市販品のミニチュアプラントです。

竹製蓋に接着剤で固定では安定しないので、竹製蓋に穴を開けて刺すようにします。

穴の中に接着剤を入れて刺せばOKですが、先に木を植えると後工程の邪魔になるので、木を植えるのは最後にします。

木のデコレーション

市販品のミニチュアプラントである木は単色で味付けない。

実物の木においても色合いの変化がある個体が多いので、デコレーションする。

使う素材はダイソーのジオラマ素材、04草。薄い緑が主体の中、薄茶色など数種類の色合いがあるので便利。

ミニチュアプラントの葉の部分に筆で木工用ボンドを塗ります。ベチャベチャに塗る訳ではなくボンドを付けた筆を木の葉の部分にタップして塗り付けます。

ジオラマ素材を振り掛けるので、回収しやすいように紙を履いた上で工作を行います。

ジオラマ素材04草をボンドを塗った所に振りかけます。

全周に振りかけたら作業終了。

木に接着されていない無駄な素材を回収する為、木を持ち上げて軽く振動を加えて定着していない素材回収を行います。

木のデコレーションはこれで終了です。

地面

最初はアスファルトをイメージしたので、40-120番程度の黒色の紙やすりをストックから出そうと思ったら手元在庫が無かった。

買いに行くのも面倒なのでダイソー素材の赤土で誤魔化す事にした。

竹製蓋の7割程度の面積に木製ボンドを塗る

先程の木と同じく、紙の上に蓋を置き、赤土を振り掛ける

振りかけたら指で軽く抑えて定着させる。素材比重が少し重めですので、接着剤が乾き出すまで置きます。

乾き出したら定着していない素材を落とします。逆さまにして軽く振動を加えるため叩きます

赤土が乗っていない所が2箇所。

目立つので再度、ボンドを塗って赤土を振り掛ける。先程と同じく接着剤が乾き出すまで待ち、定着していな赤土を落とす。

上記の様に定着していない理由でやり直す事は、ある程度の頻度で発生します。作り手が納得するまでやり直す様にしましょう。

メンテナンス

木工用ボンドを塗る為に使った筆は完全に乾く前に水洗いすると、再利用しやすいです。完全に乾いてしまっても筆先を水に浸して置けばふやけた所で水洗いする事により再利用出来ます。

緑地

ジオラマベースの赤土以外の残ったスペースを緑地にします。

赤土の時と同じ様に木工用ボンドを筆で塗る。

ダイソーの04草を降り掛ける。軽く抑えてから接着が乾くのを少し待つ。

余った素材を落として出来栄えチェック。

仕上がり不満が出たら修正する。

小型プラントと縁石

小さな植物をイメージして緑地の傍らに小型プラントを設置する。

ダイソーの01葉を使用。素材は緑に着色したスポンジなので、スポンジだけでは雰囲気仕上げとなり質素な感じ。

もう少してを加えるが、同時に道路側と緑地の境に小石を積み上げたギミックを入れる。境界部分にボンドのノズルで直接、ボンドを盛る。小石を積む際にボンドが溢れ出ない程度が目安。

盛ったボンドの上にダイソーの01石を積む。

石は比重があるので乾燥してから、余分な石を取る。

上の写真はボンドの上に石を盛り上げた状態。周囲に多少、散ってしまうのは仕方がない。乾いてから軽く衝撃を入れて落とす。

小型プラントはスポンジの上や周囲にダイソーのグリーンモスをカットした物でデコレーションする。

下の写真はグリーンモスをハサミでカットした物のサンプルです。

カットしたグリーンモスをピンセットで挟み、ボンドを付けて植えて行く感じ。

小型プラントから見て木を挟んだ反対側は芝を植えて見る。

ダイソーの01芝を採用。

緑地の所で設置した04草の上に芝を生やしたい部分に筆で木工用ボンドを塗る。

01芝を振りかける。芝はフワッとさせる為に指で抑えない。

接着剤が乾いたら余分な芝を落とす。

芝の上に小さな雑草を設置する。使うのは下の小型プラント。

あまりスペースが無いので2個で留めておく。

木を植える穴の中に接着剤を入れて木を刺す。接着剤は穴からはみ出るくらい入れて、はみ出た接着剤にグリーンモスの枯れた色合いの物を植え付けていく。

完成!

ギャラリー

1/72 ランサーエヴォリューションをディスプレイして展示イメージに仕上げました。

ガラスケースを被せると、こんな感じ

まあまあ、雰囲気出たと思います。

今回はこれで完成です。ではまた。

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